こんにちは、ともちぃです。
今回もSFC修行を始めるうえで、理解しておきたい基本の内容を詳しく解説していきいます。
はじめに
前回の記事ではSFC修行のメリットやプレミアムポイント、PP単価についてを解説しています。
まだの方は是非こちらもご覧ください。
SFC修行を始める前に…
SFC修行において、最初にしたほうが良いことがあります。
それは、ANAのクレジットカードを作ることです。
なぜかというと…
- SFCへの切り替えがスムーズ
プラチナステイタスの達成後、持っているANAカードからSFC（スーパーフライヤーズカード）へ切り替える形になります。
事前にANAカードを持っていれば、SFCの審査は基本的に問題ないため手続きがスムーズです。
せっかく修行を達成しても、カードの審査に落ちてしまっては元も子もありません。
SFC切り替え時の審査対策としても、ANAカードを作っておくのは重要です。
- 新規入会キャンペーンでマイルがもらえる
このマイルをANA SKYコインに交換すると航空券代に当てることができ、費用を抑えることに繋がります。
- フライトボーナスマイルが積算される
カードを保有しているとANA便の搭乗時にボーナスマイルが加算され、効率的にマイルを貯めることができます。
- 決済でマイルを獲得できる
航空券の購入はもちろん、日常生活の利用でもマイルが貯まります。
PP単価を低く抑えるためにはマイルも重要になってくるので、SFC修行を始める前にANAのクレジットカードを作ることをおすすめします。
ANAのクレジットカード
そもそも…
ANAのクレジットカードにはたくさんの種類があります。
選び方としては、 SFC会員になったときに加入したいランク・ブランド（会社）のカードを作るのがおすすめです。
ANAカードから同ブランドのSFCに切り替えるだけなら、面倒な手続きなども発生しません。
どのランクが良いの？
ANAのクレジットカードには、
- 一般カード
- ゴールドカード
- プレミアムカード
があります。
結論から言うと、大体の人はゴールドカードが良いと思います。
なぜならSFC会員になると、一般カードもゴールドカードも年会費がほとんど変わらないからです。
SFC 一般カードとゴールドカードの比較
年会費を比較すると…
| SFC 一般カード （JCB・VISA・マスターカード） | SFC ゴールドカード （JCB・VISA・マスターカード） | ||
|---|---|---|---|
年会費 | 本会員 | 11,275円 | 16,500円 |
| 家族会員 | 5,610円 | 8,250円 | |
| マイル移行手数料 | 5,500〜6,600円 | 無料 | |
| 合 計 | 22,385〜23,485円 | 24,750円 | |
それほど大差はありません。
その他を比較すると…
| SFC 一般カード （JCB・VISA・マスターカード） | SFC ゴールドカード （JCB・VISA・マスターカード） | ||
|---|---|---|---|
付帯傷害保険 最高補償額 | 海外旅行 | 5,000万円 | 5,000万〜1億円 |
| 国内航空 | 5,000万円 | 5,000万円 | |
| 国内旅行 | 無 | 5,000万円 | |
| フライトボーナスマイル積算率 | 35％ | 40％ | |
| 入会ボーナスマイル | ー | ー | |
| 継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
| 特別ボーナスマイル | ー | 2,000マイル | |
ゴールドカードのほうが、保険やボーナスマイルの面でも良いことがわかります。
また国内線において、航空便遅延費用（乗継遅延、欠航、手荷物紛失などの費用）の面でもゴールドカードのほうが補償が手厚いです。
年会費がほぼ同じなので、それ以外が優れているゴールドカードのほうがお得というわけです。
メリットの少ない一般カードはおすすめできません。
SFC ゴールドカード 種類別比較
では、ゴールドカードについて詳しく見ていきましょう。
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードには、
- JCB
- VISA
- マスターカード
- ダイナース
- アメックス
の5種類があります。
それぞれを比較すると…
| JCB | VISA ／マスター | ダイナース | アメックス | ||
|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 本会員 | 16,500円 | 16,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
| 家族会員 | 8,250円 | 8,250円 | 11,550円 | 17,050円 | |
| マイル移行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
| 合 計 | 24,750円 | 24,750円 | 42,350円 | 51,150円 | |
付帯傷害保険 最高補償額 | 海外旅行 | 5,000万～1億円 | 5,000万円 | 1億円 | 1億円 |
| 国内航空 | 5,000万円 | 5,000万円 | 国内旅行で補償 | 国内旅行で補償 | |
| 国内旅行 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1億円 | 5,000万円 | |
| 航空機遅延補償 | 国内／海外 | 国内 | 海外 | 海外 | |
| フライトボーナスマイル積算率 | 40％ | 40％ | 40％ | 40％ | |
| 入会ボーナスマイル | ー | ー | ー | ー | |
| 継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
| 特別ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
ポイントのマイル移行 換算率 | 1,000円 ＝1ポイント ＝10マイル | 200円 ＝1ポイント ＝2マイル | 100円 ＝1ポイント ＝1マイル | 100円 ＝2ポイント ＝2マイル ※ANAグループ | |
| 100円 ＝1ポイント ＝1マイル ※その他 | |||||
マイル 還元率 | 通常 | 1.0％ （最大1.075%） | 1.0％ | 1.0％ | 1.0％ |
| ANA利用 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.0% | |
年会費はJCB、VISA、マスターカードが安いです。
ANA利用時（ANA航空券の購入やANAグループでの利用）のマイル還元率が3.0%のアメックスも魅力的です。
ただ、遅延補償がJCBだけ国内と海外の両方に適用していたり、
通常のマイル還元率もJCBだけ最大1.075%になることがあったりとメリットが多いように感じます。
さらに、JCBは旅行保険がすべて自動付帯ですが、JCB以外は利用付帯となっています。
ゴールドカードの中で1番お得なのは…
年会費や保険、特典の内容を総合的に判断すると、
SFC ゴールドカードの中で1番お得なのは「JCB」だと思います。
SFC プレミアムカードについて
SFC プレミアムカードは、ANAのSFCの中でも最高峰のステータスを持つクレジットカードです。
そのため年会費は高額ですが、その分、非常に手厚いサービスが受けられます。
SFC プレミアムカードがおすすめな人
- 旅行や出張などでANAのフライトを頻繁に利用する方
- 充実したサービスを享受したい方
に、プレミアムカードはおすすめです。
SFC プレミアムカード 種類別比較
ANAスーパーフライヤーズ プレミアムカードには、
- JCB
- VISA
- ダイナース
- アメックス
の4種類があります。
それぞれを比較すると…
| JCB | VISA | ダイナース | アメックス | ||
|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 本会員 | 77,000円 | 88,000円 | 170,500円 | 165,000円 |
| 家族会員 | 4,400円 | 4,400円 | 無料 | 無料 ※4枚まで | |
| マイル移行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
| 合 計 | 81,400円 | 92,400円 | 170,500円 | 165,000円 | |
付帯傷害保険 最高補償額 | 海外旅行 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
| 国内航空 | 5,000万円 | 5,000万円 | 国内旅行で補償 | 国内旅行で補償 | |
| 国内旅行 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | |
| 航空機遅延補償 | 国内／海外 | 国内／海外 | 海外 | 海外 | |
| フライトボーナスマイル積算率 | 50% | 50% | 50% | 50% | |
| 入会ボーナスマイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | |
| 継続ボーナスマイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | |
| 特別ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
ポイントのマイル移行 換算率 | 1,000円 ＝2ポイント ＝13マイル | 200円 ＝1ポイント ＝3マイル | 100円 ＝1.5ポイント ＝1.5マイル | 100円 ＝2.5ポイント ＝2.5マイル ※ANAグループ | |
| 100円 ＝1ポイント ＝1マイル ※その他 | |||||
| マイル 還元率 | 通常 | 1.3% | 1.5% | 1.5% | 1.0% |
| ANA利用 | 3.3% | 3.5% | 4.5% | 4.5% | |
年会費が1番安いのはJCBです。
遅延補償はJCB、VISAが国内と海外の両方に適用しています。
マイル還元率だけでみるとダイナースが魅力的ですが、年会費と比べて考えるとVISAのほうがバランスが良いと感じました。
また、プレミアムカードらしいサービスも充実しています。
- コンシェルジュサービス
ホテルやレストランの予約、交通機関のチケットの手配、旅行に関する相談など、さまざまな要望に対応してくれるサービスです。
- 海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」
世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスに申し込むことができます。※家族カードも申し込み可能
- プラチナグルメクーポン
全国約170店舗のハイグレードなレストランで2名以上のコース料理を利用した場合、会員1名分が無料になる優待サービスです。
など…
魅力的なサービスが豊富です。
プレミアムカードの中で1番お得なのは…
年会費や保険、特典の内容を総合的に判断すると、
SFC プレミアムカードの中で1番お得なのは「VISA」だと思います。
個人的おすすめカード
SFC会員になった場合で考えると、JCBのゴールドカードが1番バランスが良いと感じました。
JCBカードは海外決済の面で難がありますが、日本での生活がメインであれば困ることはないと思います。
というわけで…
SFC修行を始める前に作るANAカードで個人的におすすめなのは、「ANA JCB ワイド ゴールドカード」です。
まとめ
この記事での重要なポイントは、
- SFC修行を始める前にANAのクレジットカードを作る
- ANAのクレジットカードは、SFC会員になったときに加入したいランク・ブランド（会社）のカードにする
です。
今後もSFC修行についての知識を深めていきましょう。
以上、ともちぃでした。
次回もお楽しみに( ´ ▽ ` )